⚠️ネタバレ注意っ!ネタバレお嫌いな方は閲覧回避願います。
12月21日、付き人、今年最後のコンサート…「Ken Hirai 30th Anniversary Ken’s Bar Special !! 2025 – 2026」大阪城ホール2日目公演を鑑賞させていただきました。
あいにくの降雨。
それでも久しぶり(有観客ライブで6年弱)の再会にワクワクしながら入場口へと向かわれてました。付き人にとっては2016年以来9年ぶりです。
グッズ売り場も盛況。
ドリンク付きっ!
アルコールかソフトドリンクか選択できます。
当然、アルコールです✌️
カシスソーダは平井堅さんの曲「even if」の歌詞に出てくるので1番人気です。ラッキーな事にアンコール曲のリクエストで歌っていただきました。
“たまたま見つけたんだ”ってさっき言ったけど
ほんとはずっと前から君を連れて来たかったんだ
キャンドルが優しく揺れる この店のカウンターで
君はうれしそうに 彼にもらった指輪を眺めてる
君の心に 僕の雫は落ちないけど
このバーボンとカシスソーダがなくなるまでは
君は 君は 僕のものだよね
鍵をかけて 時間を止めて 君がここから離れないように
少しだけ酔い始めてるのかな 本当の気持ちだけど
君も少し酔った方がいい そして僕の肩に寄りかかればいい
だけど全ての言葉をまた飲み干して 君から目をそらした
会話が途切れて 二人の時間がさまようたび
きまって君は彼の話ばかりを繰り返す
君のことはどんな事でも 知りたいはずなのに
言葉をさえぎるためだけに 煙草に火をつけた
君のグラスは 他の誰かで満たされてる
このバーボンとカシスソーダを飲み干したら
君は 君は 彼の胸に戻るの?
鍵をかけて 終電を越えて 君がこの店から帰れないように
今はただ独りよがりだけど 本当の気持ちなんだ
君もいっそ酔ってしまえばいい そして彼のことを忘れちゃえばいい
だけど残りのバーボンをいま飲み干して 時計の針を気にした
そりゃかなり酔っ払っているけど その責任は君なんだから
鍵をかけて 終電を越えて 時間を止めて
「even if」より
作詞:平井堅
従来、付き人もカシスソーダを注文してましたが、今回は歌詞の中でフラれた男性が呑んでいた「バーボン」を選択しました。コレを呑んでフラれた男の切ない気持ちに…。
冒頭と最終のアカペラと「POP STAR」を除く全曲、ひとつの楽器と平井堅さんの歌…だけの、とても歌詞が耳に届く形式でした。
シンプルさのゆえ、歌詞から伝わる情景がストレートに伝わり、歌詞の言葉が胸に突き刺さっていきました。
以下、セットリストは「堅ちゃんと一緒」から引用させていただきました。
Act1
1.赤とんぼ
アカペラ
2.知らないんでしょ?
逢坂誉士さんによる琵琶との演奏。
琵琶のおどろおどろしい演奏。特に長いバチを弦にゆっくりこすり付け「ギ・ギ・ギ・ギ…」と不気味な音色。
それを素早くすると…「シュイーン」とまるで日本刀同士がぶつかったよ〜な音が…。
3.僕は君に恋をする
鈴木大さんの一音、一音がクリアなピアノ音が大阪城ホールに響き渡りました。
4.the flower is you
黒のスーパマリオの帽子を小さくしたよ〜な帽子をかぶって、目立たないよ〜に演奏されてましたが、観客から見ると、充分に目立ってました😅
5.KISS OF LIFE
鈴木大さんのピアノと共に
6.Gaining Through Losing
鈴木大さんのピアノと共に
Act2
7.Ring
な、な、なんと小田さんのレコーディングでお馴染みのハープ奏者朝川朋之さんではありませんか⁈
ある時は語るよ〜に、またある時は乱れ狂うよ〜に千差万別な、ある意味優雅なハープらしからぬ暴力的演奏も…。
ハープという楽器のイメージが根底から覆りました。
8.キミはともだち
河村カースケ智康さんのオカズなし、無駄を省いたドラミング。平井堅さんの歌に応える打音、ある時は寄り添い、またある時は追随…。歌詞をドラムの音で観客の心へ押し込む…そんな演奏でした。
9.LOVE OR LUST
亀田誠治さんのベースギターとは思えない、超絶技巧演奏をされてました。
低音弦を響かせながらメロディラインを弾かれたり、エレキギターみたいにストロークしてカッティングされたり…ベースギターという楽器の付き人が思っている概念が根底からくつがえされました。
10.魔法って言っていいかな?
石成正人さんのギターと共に
11.POP STAR
この曲になって初めて場内、スタンディングっ!あらいぐまのあっくんと一緒に踊りました。
12.かわいそうだよね
お名前未確認の方が朗々とチェロを弾かれてました。
なんせ最後列(60列)からあの小さなローマ字を判読するのは、なかなか困難でした。次回の公演ではもっと大きな字でスクリーンに表示していただきたいですね。でないとプレイヤーの方に失礼です。
13.ノンフィクション
石成正人さんのギターと共に
アンコール
観客からのリクエスト曲を即演奏すると言う、ぶっつけ本番コーナーです。平井堅さんもバックバンドの皆さんもヒヤヒヤ緊張しまくりの時間です。
14.even if
ワンコーラスだけでしたが、コンサートで何年振りの演奏だった事でしょうか?
15.She is!
何十年もバックバンドをされておられる石成正人さんをしても混乱された超レア曲。それでも曲の途中から、プロ根性…執念の演奏をされました。アツパレ!
even ifと共に4枚目のアルバム「gaining through losing」からの選曲でした。
16.half of me
鈴木大さんのピアノと共に
17.ふるさと
アカペラ
最後にマイク無しで…
「ありがとうございました!」
付き人の意見
一年を締めくくるにふさわしい、ジンワリと感動させるコンサートでした。
時節柄、サンタ帽🎅🤶をかぶられた方もチラホラいらっしゃいました。
長い間の休止期間を経てのコンサート…平井堅さんのファンの方々にとっては「至福のひととき」だったのではないでしょうか?
アンコールまで、MC無しで進行していき、アンコールになって、やっとオハナシTimeになり、周囲のファンの皆さんは久々の平井堅さん独特のトークに、安堵、懐かしさとともに、喜びを身体中から表されてました。
付き人の席はアリーナ最後列の60列という、超厳しい状況でしたが、いつものよ〜に舞台サイドに縦長のスクリーンが掲げられていて、スクリーンを通しての鑑賞になりました。
隣席の山口県下関からお越しのご婦人も久々の平井堅さんのコンサートが最後列になってしまった事を嘆かれてましたが、いざコンサートが始まると、一緒にフリをしたりして、結構、楽しまれてました。
今回の企画は歌唱力に相当自信が無いと実現できず、パートナーたる楽器演奏者との絶大なる信頼関係なしでは成り立ちません。そのあたりは長年の幅広いミュージシャンとの親交があったからこそ今日の心に突き刺さるコンサートに繋がったのでしょう。
あ〜楽しかった!
おまけ
2006年8月19日国立代々木体育館「J-WAVE LIVE 2006」
小田さんと平井堅さんの共演っ!
このときは…
たしかなこと
瞳をとじて
2曲演奏されました。
いつかまた、再演してしていただきたいですね。
来年も数多く幅広いアーティストのコンサートを予約しています。乞うご期待っ!