本日、郵送されてきた「FLAPPER CLUB」と称するスターダスト☆レビューのファンクラブ会報誌Vol.205に「SSA(さいたまスーパーアリーナ)公演を振り返って」という特集が掲載されていました。その中で小田さの話題を抜粋してご紹介します。(対談形式になっています)
根本:…ホント申し訳なかったけど、ゲストの皆さんも最初から最後まで現場にいなきゃいけない段取りにしちゃったもんだからね。イベンターの人に”エライことするなぁ”って言われた。”小田和正や鈴木雅之まで長時間拘束するなんて普通はできない”って(笑)
柿沼:構成上、帰るに帰れないもんね(笑)
根本:でも嬉しかったのは、楽屋をどう振り分けてるっかって話になった時、小田さんが”できれば大部屋でみんなといたい”って言ってくれたんだよね。だから、男性陣はみんな一緒にいたよ。みんなで練習しながらね。それも僕としては嬉しかったな。…
司会者:松さん&小田さんと♪おやすみ♪を歌えたことも要さんにとっての感動の一場面だったんですよね。
根本:一度、小田さんの還暦パーティーの時にこの曲をやろうかっていう話になったんだけど、時間がなくてリハもできなかったから泣く泣く諦めたんだ。だから今回、念願叶って本当に嬉しかった。小田さんと松さんのすごいところは素晴らしいピッチ感、声が見事にピアノの音の中に溶け込んじゃう。自分で言っちゃうけど、ドキドキするくらい素晴らしい出来でした。…
司会者:…そして.第2部はシークレットゲストの委員会バンドから始まりました。
根本小田さんがいてスキマがいて俺がいる。あと水野がいれば委員会バンドができるじゃないか、と。しかも、いきものがかりが活動をお休みしてるってことは水野はヒマかもしれないと思って(笑)で、小田さんいいよって言ってくれたんで水野にも声をかけたんだ。委員会バンドもウチのファンにぜひ観せたいと思ってたから、今回やれて良かった。歌い出した小田さんバックで鳴るはずのシンタくんのピアノの音が会場に出なくてもう一度歌い直すっていうハプニングはあったけど(笑)、楽しかったね。実は俺、1部が終わって楽屋戻ったら”小田さん呼んでますよー”って言われて、汗拭くヒマもなく小田さんのいるところに行ったら委員会バンドがリハをやってるんだ(笑)。着替えたりしなきゃいけなかったんだけど、とりあえずアコギを持ってすぐに参加したよ(笑)。
司会者:…そして、小田和正さんとのコラボの1曲目はオフコースの♪YES-NO♪でした。
根本:本当は小田さんソロ曲をやるべきかもしれないけど、俺は単純にウチのファンの人たちに♪YES-NO♪を聴かせて、オフコースとスタ☆レビとの合体をお観せしたかったんだ。小田さん”おまえらがやりたいならいいよ”って言ってくれたから、ありがたかった。
添田オフコースのアレンジにこだわって、イントロとかもかなり時間をかけて音色を創りました。細かいことを言うと、ポルタメントっていう、前の音を引きずりながら次の音に行く部分はこだわりましたね。当時はもっと引きずってたよなって思いながらポルタメントを数値を変えていったり。小田さんマネージャーの方に”完全にコピーしてくれたんだね”って言っていただいて嬉しかった(笑)。
根本:逆に俺はギターを完コピしてなかった(笑)。実はみんな楽屋でリラックスしてる時に、小田さんから♪YES-NO♪のギターフレーズが小田さん被るから、例えばオフコース最後の頃にやってた松尾(一彦)さんフレーズを弾けないかって言われて、これが結構難しくて、できないって答えたら”じゃあ次にどっかでやる時にな”だって(笑)。次って言ってくれるのは嬉しいよね。
司会者小田さん&要さんの♪木蓮の涙♪は余韻までも歌の世界という感じで、心に染みました。
根本:実はあの曲、ウチのキーで歌ってるんだけど、小田さんベストのキーはきっとほかにあるはずなのに、俺のキーで歌ってもベストのキーのように聴こえてしまう。どう歌えば一番良く聞こえるのかがわかってるんだよね。そこが小田さんのすごさでありズルさだな(笑)。歌でウットリするっていうのはまさにこういうことだって小田さん歌を聴くと思うよ。…
根本:来てくださった方、本当にありがとう。そしてこられなかった人も、このライブのDVD化を祈ってて下さいね。鬼木社長が、あちこちの権利をクリアするために走りまわってます。あ、ダメだったらごめんなさい(笑)。

以上、原文のまま無断で引用させていただきました。FLAPPER CLUB様 お許しください<m(__)m>