24日後に迫った大阪城ホール追加公演。
本日午前10時に、チケットの先着一般販売が行われましたが、皆さん、久しぶりに「瞬殺」を味あわれた事でしょう。悔しい思いは…置いといて、今回は、大阪府北部地震での大阪城ホールの建物被害にまつわる話題を取り上げます。
付き人は、震災のあった翌々日、大阪城ホールへ現地取材を行いました。
「幻の大阪城ホール6月20日、21日公演現地レポ」←クリックすると当時のブログがご覧いただけます。
その際、現地でコンサートの延期を案内していたキョードー大阪の担当の方に
「大阪城ホールの建物は大丈夫だったんですか?」とお聞きしたところ
「ホール自体、地震の影響はありませんでした。」との回答でした。
…ところが、実は被害があったのです。
という記事に被害の詳細が掲載されています。
天井ルーバーとは、天井の照明が直接目に入り、まぶしくならないようにする目隠しのスチール製の板です。下の写真の長方形の板です。こんなん、上から落ちてきたら…(・_・;)

ここで全文を掲載させていただきます。
(日経様、無断掲載をお許しください。)
【本文】
「6月18日に発生した大阪北部地震では、非構造部材の損傷が目立った。大阪城ホールでは、天井ルーバーの一部が落下した。18日中に全てのルーバーを点検し、他に地震の影響が無いことを確認した。この地震で、ホールのある大阪市中央区は震度4を記録した。
落下したルーバーはスチール製で、重さは約11kg。床面から高さ約21mの位置に吊り下げられていた。
ホールの竣工は1983年で、地下1階・地上3階建て。設計者は日建設計で、大成建設・松村組JVが施工を担当した。地震が発生した18日は次の公演のための設営日初日で、アリーナ内は空の状態だった。地震発生時、アリーナ内は無人で、けが人はいなかった。建物内に他の被害はなかった。
地震発生から12時間後には安全対策を完了。
地震後に施設内を点検していた警備員が、床に落ちたルーバーを発見した。ルーバーは下地に引っ掛けていたブラケットごと落下。ブラケットを取り付けているボルトが緩んでいた。大阪城ホールはすぐに松村組にルーバー全ての点検を依頼した。松村組は日ごろから緊急修繕などに対応している。点検時にルーバーとブラケットを緊結しているボルトを全て締め直すなど、午後7時までに安全確認を終えて公演できる環境を整えた。
大阪城ホール施設課の担当者は、今回の地震でルーバーの面に対して垂直に揺れたために、下地からブラケットが外れて落ちたとみている。同じ構造で取り付けているルーバーは落下の危険性があるとして撤去した。開業以来、ルーバーを点検したことは無かったという。天井側からルーバーに近づくことができず、高所作業車などが必要で、容易には点検できないためだ。
ルーバーはシーリングライトのグレアを防ぐために、天井ボードの下に設置されている。下地にブラケットで引っ掛けており、ボルトなどで緊結はしていない。アリーナ上部の半円形部分の中心部だけ、ブラケット2カ所で下地に取り付けていた。他のルーバーは全て3カ所以上で下地に取り付けている。容易に動かないことを確認し、落下する可能性は極めて低いと判断した。」
地震が発生した6月18日は何と♪ENCORE!!♪ツアー大阪城ホール公演の設営日初日だったんです。

地震の発生が午前7時58分頃と早朝だった為、誰もいなかったのが幸いでした。
あと数時間、発生が遅れていたら設営作業の方に被害があったかもしれません。
あと数日、発生が遅れていたら、コンサート中に、この重さ11kgの「天井ルーバー」が高さ21mから満員のアリーナ席や花道に落下していたかもしれません。そう思うとホント不幸中の幸いでした。
天災はなかなか防ぎようがありません。しかし人災は防げます。今回の例ではホール開業以来、ルーバーを点検した事は無かった…と記事は述べています。高所なので点検が容易でないなら、そういうモノを取付けるべきではなかったのではないでしょうか?建物を完成させりゃええねん。後の事は知りましぇ~ん…というコトですね。
地震当日の午後7時までに安全確認を終えた…そんなに短時間で確認が出来る作業であるのなら、日ごろから、それを行っておくべきでしょう。この記事を読んでいて矛盾を感じました。
やはりこれは人災です。←いちいち文句を言うオッサンやな!
今回の対応として落下の恐れのあるルーバーは全て取り外されたとのこと。是非次回公演の際、天井を見上げて「歯抜け」になっている所を探してみてください。
「天井のあそこ見てみ。あそこの板が落ちやすいから外されてるねんで。」…などとお隣の小田友さんに得意げに言っても「あ、そう。」…と軽くあしらわれるだけですよ。←誰がそんなこと言うかいな!?