正月のほとぼりがさめたころにやっとPRESSが届きました。
今回は2面、評論家の小貫信昭さんの…「もう少し、この先へ」。ライブの余韻は、この言葉とともにあった…という題名の投稿について冷静かつ客観的に論評をさせていただきます。
ここが×その1
小田さんを「小田」「彼」と上から目線で記述されてます。一般向けの書籍ならまだしも小田さんのファンが読まれる会員誌の投稿にいくら長年のおつきあいとてこれはダメです。最初の3行でファンは立腹し他のコーナーへ移ります。熱烈なファン向けの投稿ということをわきまえられてません。TPO(時と場所、場合に合わせて行動、言動をわきまえること)は大切です。読者に不快感を与えてはいくら内容が真実でもダメです。(今回は内容がデタラメな個所も💦)
後述しますが小貫さんは数多くの小田さん関係の著書を出版されています。しかしこれらの書物の購読者は、そういった書きぶりを百も承知で購入されるわけです。しかし会員誌であるPRESSの読者は否応(いやおう)が無しに小貫さんの文章を読まされその中でも小貫さんの著書を読まれたことの無い方にとって「小田」「彼」という表現に面食らうワケです。PRESS紙面のなかで小田さんを呼び捨てにしている記事はここだけです。船田さんの「へい!いらっしゃい」では小田さんのことを「K.ODA」と表記されてます。「CAFE”MINI”FORUM」の投稿者も「小田さん」で堀井さんのコメントも「小田さん」。吉田さん執筆の「BACK STAGE」でも「小田さん」
ビジネス常識として自社の社長でも敬称は付けませんが小田さんに関してはそれをも超越した「神的存在」です。
そういった雰囲気のPRESS紙面で小貫さんの「小田」「彼」表記は非常に違和感がある文字として付き人は言いようもない嫌悪感を抱いたわけです。
ここが×その2
31公演の内たった3公演・・・しかもご自宅の近場ばかりしかご覧になられていないにも関わらずこれだけの長文を書かれてます。内容的には薄っぺらく、原稿用紙のマス目を埋めるためか話題が脱線しまくり無理やり長文にされているため、おっしゃっていることがうまく身に入ってこないし、感動、共感することもなく後述するよ~な誤解、勘違いが追い打ちをかけ後味の悪い読後感になりました。
ここが×その3
スマホワイパーの件に関し「・・・それはコンサートを創る人間たちへの励ましで、一同とてもうれしかったというが・・・。」
えっ?目が点になりました。スマホワイパーがうれしかった?
たとえ一部のスタッフが雑談でそのよ~に言われたとしても決して口外してはいけません。スタッフの方もオフレコ扱いでおっしゃったのでしょう。公演の妨げになる行為は禁止されておりスタッフ側からそんな意見が漏れては主催者側として示しがつきません。その辺は取材者の守秘義務として今後守っていただきたいです。
ここが×その4
小田さんのコンサートとは全く関係の無い横浜アリーナへの道順をぐだぐだと述べられています。まさしく原稿用紙のマス目稼ぎ。
「ヨコアリくん」の説明?横ヤリを入れたい気持ちです。←つまらんシャレをはさむな!
ここが×その5
「会場に着き、仕事なので、関係者の入り口からだったが・・・」
えっ?この投稿は依頼された仕事?原稿料も貰われてるのでしょうね。
それなら正確かつファンを感動させる文章を書いてくださいよ~。←アンタのブログの方がもっとヒドイで!←あたしゃ自腹で入場料も払い数多くの会場に足を運んで・・・。←・・・であの程度?←えっ?(・・;)
ここが×その6
バルーンが通路に置いてあるのを初めて見られたそうです。いったい今まで何を取材されてきたのでしょう?2016年の「君住む街へ」からバルーンは開演前から通路に置かれていました。その後、2018年ENCORE!!、2019年ENCORE!!ENCORE!!も同様に・・・。付き人のブログで開演前のバルーンへの「タッチ」の記事は読まれてないのでしょうか?←このレベルのヒトはアンタのチンケなブログは読まれません!←えっ!?
2016年10月10日高知県立県民体育館男子トイレ前にて撮影
ここが×その7
11月8日の横浜アリーナ公演での散髪屋さんのネタで小貫さんは小田さんの重要なお言葉を書き洩(も)らされています。
「大人になってもずるい大人になりたくない・・・その時そう心に決めた。」・・・そこがこの話のキモであると考えます。
ここが×その8
横浜アリーナ公演の時、客席へ移動中にバルーンを置かれてあるのを見られた・・・ということはスタンド席であると思われます。スタンド席からは栗尾さんが演奏される姿はよく見えます。
にもかかわらず・・・そして「言葉にできない」といえば間奏でハーモニカが聞こえてきて、ぱっと景色が変わるあたりもオリジナル・アレンジの魅力のひとつだった。今回は、栗尾直樹(ここでも呼び捨て!)がシンセでそれに近い音色を醸し出していたようだ。吹く楽器のニュアンスを、弾く楽器で上手に表現していた。
栗尾さんがシンセ(サイザー)・・・「弾く楽器で上手に表現」
えっ!?またまた目が点に!お母さんと一緒に見に来ている小学生のお子さんでもこの文章の間違いに気づくことでしょう。
「お母さん!栗尾のおじちゃんってピアニカ吹いてたんでしょ?」
小貫さんは本当にライブを観に行かれたのでしょうか?と勘繰りたくなるよ~な記述内容です。
見間違い、聞き間違いの域を脱しています。
最初の3行でこらえた方も、もうこの時点で読む気を失くします。
この投稿全体の信ぴょう性が無くなってしまう文章です。
栗尾さんも苦笑いされてることでしょう。
小田さんなら・・・
「ま、いいんじゃないですか?彼がそう見て聴いたというのなら・・・。人それぞれです。確実に時は流れています。ククク(笑)」
ここが×その9
4面3列目1行目
・・・小田は歌いながら、途中、後ろ手のポーズであった。この体勢で歌うことは珍しい。
皆さん、ちゃぶ台をひっくり返されたことでしょう。
ボーっと生きてんじゃねえよ!
チコちゃんでなくても叫びたくなります。
小貫さんは小田さんが「この道を」を歌われているシーンを拝見されたことがないのでしょうか?
ナマで観なくてもENCORE!!ENCORE!!のビデオにもちゃんと収録されています。
ENCORE!!ENCORE!!のビデオより引用
以上、ボヤキ倒しましたが決して個人攻撃をしているわけではございません。
誤りはきちっと正さないと小貫さんの文章を全面的に信用されている方にとっては悲劇です。
小貫さんといえば我々新参者から見れば先生です。
数多くの著書を出版され我々はそれをバイブルとしてむさぶるよ~に読んでいます。
今回のPRESS記事の影響で小貫さんが書かれた数多くの著作物に対する信頼がいっぺんに吹き飛んでしまいました。
本の帯にも書かれているよ~に「日本で一番長い時間、小田和正を取材してきた著書による・・・」といううたい文句に恥じないよ~に正確な内容で今後も執筆いただきたいものです。今後益々のご活躍に期待しております。