金原千恵子さんと笠原あやのさんが「Très joyeux 」という弦楽2重奏のグループを結成し、ファーストミニアルバムを2月27日に発売しはりました。題して「お名刺がわり」です。

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諸般の事情により一部文字を修正していますが、初回限定数ですがサイン入りです。←名前入れたら転売でけへんがな!←おいおい!←ご心配なく!終生鑑賞することをここに誓います(^_^;)

以前当ブログで特集を組んだよ~に、一昨年の11月、大阪心斎橋の大丸劇場で開催されたお二人のコンサートに参戦しました。

この時、演奏された曲は収録されていますが、爆笑MCは残念ながら無かったのが残念です。

MCではお二人は仲良しなんですが演奏が始まると顔つきが険悪になり、バトルが始まります。暴力的演奏で、金原さんの弓の毛がどんどんと切れていきます。

演奏が終わると爆笑MCが再開され、、お話をされながら切れた弓の毛をむしり取られる・・・という作業をされます。毛がむしり取られる度に付き人の残り少ない頭髪ががむしり取られていくような錯覚を感じたのは付き人だけでなく会場内のおじさん全員が体験されたことでしょう。

暴力的演奏→爆笑MC→暴力的演奏→爆笑MC・・・それの繰返しでなかなか楽しめました。だから今回のミニアルバムでMCが無いのが非常に残念です。

簡単に曲の感想を述べさせていただきます。

1.DESPERADO

Eaglesの名曲ですが、西部劇というかカントリーウエスタンのフィヨルドみたいな奏法で、オープニング曲としてはさほど暴力的でなく聴くものを「安心させる」作戦が成功しています。

歌詞的には落ち込んでる人を励ます内容なんですが、お二人にかかれば全く跡形もなく・・・(^.^)

2.Julie-O

早くも2曲目からバトルが始まります。元々は無伴奏チェロの曲なんですが金原さんが良いとこ取りをして、お気軽に弾かれていて、あやのさんが、あんた!ワタシのメロディライン勝手に弾かんといて!・・・と二人のバトルが始まりました。動物のビデオなんか見ながら鑑賞すればマッチするかも?

3.Holiday in Columbo

これは絶対、海外のキレイな風景を観ながら、聴かれることをお勧めします。

この曲ってあの佐橋さんがDr.Kyonさんとの共作らしいです。佐橋さんも色んなコトしはりまんなぁ~。

4.Gold Hoody Adagio

クラシックコンサートへ行けば途中、必ず睡魔が襲う時間帯がありますよね。アルバムを聴き始めて丁度、中頃過ぎ・・・中だるみで睡魔が・・・。このタイミングでお二人の絶妙な眠気を誘う選曲っ!「ゆっくりお休みください・・・」って感じでしょうね。←ほんまかいな⁉

5.Goold Hoody Up

こらオッサン起きろ!あと2曲で終わりやから、耳の穴ほじくって、しっかり聴かなあかんで~!って感じの曲です。

♪チャ~ララララっ!ラララっ!ラ~ララッ♪のフレーズが

♪こ~らオッサンっ!起きろ!お~きろっ!って聴こえてしまいます(^_^;)

6.Drive Like Lightning

ブライアン・セッツアー・オーケストラのカッコいい曲を弦楽でやること自体、無謀なハナシなんですが、このお姉さま達が暴力的に演奏しはりました。

金原さんは髪を振り乱しピンヒールにも拘らず飛び跳ね、まるでフェンシングの選手のよ~に、あやのさんに襲いかかりはります。対するあやのさんは、お相撲さんの「そんきょ」の姿勢(チェロを足の間に置いているので必然的にその姿勢になってしまします)で軽く攻撃をいなしはります。

フェンシング対相撲・・・あっ!あやのさんがお相撲さんみたいな体形・・・というワケではないですよ~スリムで美しい方(かた)です(^^;)

以上、ミニアルバムを聴いた感想でした。次回、セカンドアルバムは是非MCも入れてくださいね~。あっ!ライブでもいいかも?出来ればブルーレイで、金原さんの弓の毛をむしり取る様子と、あやのさんの「そんきょ」での土俵上の・・・じゃなかったステージでの素晴らしい演奏を!

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ピンクのメッセージも付いていました。←えっ?ピンクのメッセージって・・・?

(^^;)

蛇足 その1

小田さんのコンサートで見慣れている「金原さん」とは別人の演奏スタイルであることを申し添えておきます。最初、拝見した時、目が点になりました。

(・。・; ←目が点になった付き人の様子

蛇足 その2

直接は関係ありませんが、お二人のビデオメッセージをご紹介します。

なぜか浴衣をお召しになられてます。

皆さんも目が点に・・・? ヽ(^o^)丿

 

今回ご紹介したCDの購入はココをクリックするとお二人がお出迎えされますよ~(^^)v