いつものように稲Pが「G#」の音を弾いた。

全員、その音を鼻歌でキーを合わせる。

さあ、歌い出そうとしたその時、小田さんがおもむろに左手をあげ一歩前にでた。

場内に緊張が走る!

また昨年10月31日横浜アリーナでの追加公演の発表と同様に、「追加の上乗せ」を言われるんじゃないかと固唾をのんで身構えた。

「最後だからみんなで歌いましょう。」

一瞬、静寂が0.7秒あり、その後「ぎょえ~」「キャー」「おださ~んっ♡」「ありがと~っ!」

その歓声は、小田さんと一緒に歌える喜びが大半であるが、やっとツアーが終わった…という充実感と、来るべき小田ロスを吹き飛ばしたい気持ち…それらが入り混じったものだった。

 

また会えるまで

また会える日まで

小田さんの笑顔 忘れないよ

どんなに 時が 流れて いっても

今日は ほんとに 楽しかった

ありがとう

いつも想ってるよ

きっと元気でいて

また会えるまで

また会える日まで

 

♪また会える日まで♪ 作詞:小田和正 一部改変:付き人

 

観客は誰からとも言われるまでもなく

歌詞の中の「君の笑顔 忘れないよ…」

の「君の…」を「小田さんの…」に変えて歌った。

当然、涙もろい小田さん…。

横の金原さんももらい泣き…。

同じく涙もろい万作さんも…。

 

場内も涙腺爆発…。

 

「どうもありがと~っ!」

と小田さんも叫ぶのがやっとで、すぐさま後ろを振り向いてタオルで顔を押し当てた。

歓声…悲鳴…感謝の言葉…

 

次のオマケアンコールが演奏されるまでそれは続いたのだった。

第一部 お・し・ま・い

 

注意:

1.小田さんが「一緒に歌いましょう」と言われない限り、♪また会える日まで♪は歌わず、静かに聴きましょう。

2.来るべき日に備えて、♪また会える日まで♪を愛媛県武道館公演参戦までに練習しましょう。←あと数日しかないがな!

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【歌い方のコツ】が前回掲載時にウケましたので再度使います。←手抜きやがな!

次の第2部はどんなドラマが待っているのでしょうか?乞うご期待っ!←前宣伝は期待を抱かしよるが、フタを開けてみれば、全然拍子抜けやがな! (~_~;)